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ご提供するサービス
当店では、12ヶ月点検をベースにした定型メンテナンスと、個別の修理やメンテナンス、チューニングなどのご依頼を承っております。
個別の案件については、都度お見積りとなります。
定型メンテナンスは、以下のとおりです。
- エントリー
- 法定12ヶ月点検だけではなく、実際にバイクの安全性や操作性を維持・向上させるために必要な作業をいたします。
使用するケミカルは、お客様の費用負担を考えて、一般的なものを使用しています。 - レギュラー
- エントリーと対応項目は同じです。
使用するケミカルは、WAKO'Sになります。 - オーバーホール
- エントリーやレギュラーの項目に加えて、マシンの真の性能を取り戻し、引き出すために必要な作業を網羅した内容です。
使用するケミカルは、世界でも評価の高い最高級のものを使用します。
プラン比較表
項目 | エントリー | レギュラー | オーバーホール |
---|---|---|---|
12ヶ月点検 | 〇 | 〇 | 〇 |
各レバー分解グリスアップ | 〇 | 〇 | 〇 |
ワイヤーグリスアップ | 〇 | 〇 | 〇 |
ペダル類分解グリスアップ | 〇 | 〇 | 〇 |
前後アクスルシャフトグリスアップ | 〇 | 〇 | 〇 |
フロントフォーク位置出し | 〇 | 〇 | 〇 |
ブレーキフルード交換 | 〇 | 〇 | 〇 |
キャリパー揉みだしクリーニング | 〇 | ||
クーラント交換 | 〇 | 〇 | 〇 |
バッテリー電圧測定(エンジン始動時) | 〇 | 〇 | 〇 |
ピボットシャフトグリスアップ | 〇 | ||
ステム分解グリスアップ | 〇 | ||
リンク周り分解グリスアップ | 〇 | ||
バルブクリアラス調整 | 〇 | ||
スロットル同調 | 〇 | ||
エンジンマウントなど、重要部分の締め直し(高精密トルク管理) | 〇 | ||
試乗 | 〇 | 〇 | 〇 |
洗車 | 〇 | 〇 | 〇 |
バリアスコート仕上げ | 〇 | 〇 | |
作業時間 | 1日 | 1日 | 3~7日 |
各プランの料金については、料金表のページをご覧下さい。
各項目解説
- 12ヶ月点検
- 法律で定められた12ヶ月点検の項目について検査します。
- 各レバー分解グリスアップ
-
クラッチレバーやブレーキレバーをピボット部から分解し、ピボット部やタイコ部分などを洗浄、グリスアップします。
繊細なレバー操作において、作動の良さとフィーリングの為に必要な作業です。 - ワイヤーグリスアップ
- クラッチワイヤーやスロットルワイヤー、ブレーキワイヤーなどをワイヤーイジェクターを使いワイヤーとガイドの隙間の汚れを洗い流し、潤滑性の高いケミカルを使ってグリスアップします。
- ペダル類分解グリスアップ
-
ブレーキペダルやチェンジペダルを分解し、洗浄後グリスアップします。
オーバーホールプランでは、耐磨耗性と悪条件に耐えるグリス、作動性を追求したグリス、どちらかお選びいただけます。 - 前後アクスルシャフトグリスアップ
- 車体をリフトアップし、各アクスルシャフトを抜き出して測定、耐環境性の高いグリスでグリスアップします。
- フロントフォーク位置出し
-
走行距離を重ねると、前サスペンションの位置関係が、操作のねじれやストレスにより狂ってきます。
ストレスを開放し、正しい組み付け方を行う事で車体のディメンションが正常化します。 - ブレーキフルード交換
-
当店ではマシンや技量、使い方に合わせて、DOT4やDOT5.1をメーカーを厳選してご用意しております。
今のタッチにご不満があるのでしたら、是非ご相談ください。 - クーラント交換
-
昨今、エンジンマネージメントの結果、設定されている冷却水温はかなり高くなっています。
エンジン内部へのトラブル回避のためにも大事で、繊細な作業が求められます。 - バッテリー電圧測定(エンジン始動時)
-
ただ単にバッテリー電圧を測るだけでは、本当にパフォーマンスが発揮できているか分かりません。
エンジンが掛かっている状態で電圧を測ることで、充電状態がチェックでき、且つ大きな電装トラブルを未然に防ぐことが出来ます。 - キャリパー揉み出しクリーニング
-
ブレーキキャリパーからブレーキパッドを取り外しアタリの調整、パッドピンの修正、スライド部分のグリスアップ及びキャリパーピストンにこびりついたブレーキダストを徹底洗浄します。
CCIメタルラバーを少量塗布することで、スムーズかつダイレクト感のあるブレーキを取り戻します。 - ピボットシャフトグリスアップ
-
スイングアーム動きの要で、車種によってはエンジンマウントも兼ねているシャフトをスイングアーム部分のベアリングをグリスアップするとともにシャフトにも防錆処理を施します。
スイングアームの追従性を向上させるとともに、重整備時によく起きるピボットシャフトのトラブルを回避できます。 - ステム分解グリスアップ
-
ハンドリングの要で、動きが悪いとセルフステアに悪影響が出て、逆に動きが良すぎるとブレーキ時に違和感が発生します。
これを分解・洗浄し、ミリテックグリスを十分に塗布、適切なプリロードを掛ける事で正しいセルフステアをするマシンになります。
また、用途や好みに合わせた調整も行います。 - リンク周り分解グリスアップ
-
リヤショック及びそれを受け止めるリンク部分は、バイクのコーナリングにおいてスピード・安定性・フィードバックなどの要です。
確実に路面を捉えるトラクションを得る為に、ただ単にグリスアップするのではなく、グリスの種類選別からリンクユニットの組み方、トルクの掛け方を計算して作業します。
もちろん、リヤショックの1Gセッティング(サグ出し)も行います。 - バルブクリアラス調整
-
最新のエンジンは、昔と違い、バルブクリアランスに対する許容値や設定がかなりシビアになっています。
本当に最適な吸気/排気の状態にする為に、クランク角・カムシャフト角を考慮したクリアランス調整を行います。 - スロットル同調
-
キャブとは違い、インジェクションには必要がないと云われる同調ですが、本来はエンジンの状態に合わせていくメンテナンスであり、走行距離や条件により狂っていきます。
インジェクターの噴射量調整による仮の同調とスロットルボディでの本当の同調との違いは、実際に調整後に乗って頂くと、体感でご理解頂けます。 - エンジンマウントなど、重要部分の締め直し(高精密トルク管理)
-
現代のバイクにおいて、エンジンはフレームメンバーの一部であり、マスコントロールの要でもあります。
度重なる走行でのヨー・ピッチ・ローにより、エンジンマウントを支えるボルト/ナットにはストレスが掛かっているのを、一度トルクを抜くことでストレスを開放します。
その後、適正な締め付けトルクを高精度で行う事で、マシンを正しいディメンションに戻します。 - 試乗
-
高精度に手順どおり作業したとしても、イメージ通りの結果が出るとは限りません。
実際にマシンに乗り、感性をユーザーに合わせる事で、イメージ通りの完成になったかがわかるのです。 - 洗車
-
整備をすると車体は潤滑油やグリス、パーツクリーナーなどで汚れます。
洗車をする事で、綺麗にするだけでなく、見落としがないか等、メンテ箇所のチェックを行います。